[Intro] 壊れた神棚 配線の奥 水滴だけが 鈴を鳴らす 俺は刀を 膝に置き 静電の中で 名を探す [Verse 1] ここには灯明も 線香もない 青い火花が 壁を照らす 祈りの言葉を 思い出せずに 俺は父の手を 思い出した 固い掌 米の匂い 古い畳に 夕立の音 それら全部が 弱く見えて 今はそれだけが 刃より重い [Pre-Chorus] 正しさだけでは 救えない 怒りだけでは 守れない 静かなノイズに 額をつける 誰か教えてくれ [Chorus] 静電の祈り 消えないで 壊れた声でも 空へ届け 静電の祈り 震えても 人の弱さを 抱いて鳴れ 静電の祈り 俺を裁け 刃を上げる手を 忘れさせるな 静電の祈り この胸で 名もなき火花よ まだ生きろ [Verse 2] 仲間は眠れず 壁にもたれる 裏切りの名を 誰も言わない 黒い契約を 外すために 少女は母の庭を 売ろうとした 俺は止めたが 声が割れた 何を守れば 人でいられる 刀のクロムに 俺の顔 将軍の目と 少し似ていた [Pre-Chorus] 勝つことだけでは 戻れない 死ぬことだけでは 終われない 静かなノイズに 息を入れる 誰か聞いてくれ [Chorus] 静電の祈り 消えないで 壊れた声でも 空へ届け 静電の祈り 震えても 人の弱さを 抱いて鳴れ 静電の祈り 俺を裁け 刃を上げる手を 忘れさせるな 静電の祈り この胸で 名もなき火花よ まだ生きろ [Piano Interlude] 水滴 火花 父の手 母の名 刀 雨 黒い契約 眠らぬ街 [Bridge] もし名誉が 汚れないことなら 俺たちはもう 誰も持てない もし名誉が 捨てないことなら この汚れた手で まだ掴める [Build-up] ノイズの奥に 小さな声 「弱さを斬るな 鎖を斬れ」 俺は刀を 静かに取る 祈りは命令より 深く刺さる [Final Chorus] 静電の祈り 消えないで 壊れた声でも 空へ届け 静電の祈り 震えても 人の弱さを 抱いて鳴れ 静電の祈り 俺を導け 勝利より先に 人を守れ 静電の祈り この胸で 名もなき火花よ まだ生きろ [Outro] 壊れた神棚 雨の匂い 青い火花が 朝を待つ 俺は初めて 祈れた気がした 誰も斬らない 刃のために